Archive for 11月, 2015

紫斑病性腎炎治療でステロイドを使用しカンジダが再発

紫斑病性腎炎は腎炎の1つで、紫斑病と糸球体にIgAが付着して起こる糸球体腎炎のことなのです。原因は明らかになっていませんが、免疫に関係して発症するといわれています。紫斑病といっても、血管性紫斑病を始め様々なものがあるのですが、腎炎は約50%に見られるといわれます。またその発症から約1ヶ月以内で尿検査で異常が見られるとも言われます。尿の異常は血尿は自分でわかりますが、それ以外のタンパクが混じっていることやほかのことについてはなかなか自覚症状はわかりません。しかし、腎炎で伴って現れる症状が全身倦怠感や易疲労感などあるので、その結果自分が腎炎と思わなくても、ほかの異常から病院を受診して紫斑病性腎炎とわかるということもあるのです。紫斑病性腎炎の重症度によって治療に用いる薬剤は異なりますが、重症例ではステロイドを使用した治療法を行います。ステロイドは抗炎症作用の強い薬で効果のあることも認められていますが、同時に副作用が強い薬であることも知られています。その結果、ステロイドを多量を使用すると、易感染性が起こりやすくなります。そのため、感染症にかからないように注意が必要なのです。ステロイドを使用した結果、時にはその副作用で違う感染症を起こすことがあります。それがカンジダなどです。カンジダは真菌で通常皮膚に存在することもあります。しかし健康であれば症状を起こすことはありません。しかしステロイドなどで免疫力が低下しているとカンジダなどの感染を起こしやすくなるのです。これは初めての感染のこともありますし、自分が以前になって、再発ということもあるのです。カンジダになるとその治療も同時に必要になりますので、症状には注意しておきましょう。